さて、第一回です!
最近読んだ中では、かなり没頭した本です。
最近読んだ中では、かなり没頭した本です。
うーん、総合格闘技に関しては、大みそかのPRIDEとかDynamiteくらいしか知らないんですけど、「攻めた内容なんだろう」「私の仕事場での自分の鬱屈した〈空気なんか読まねーぞ欲〉を満たしてくれんじゃないか?」と思い、購入。
空気を読んではいけない
青木真也 著(幻冬舎)
いやいや、単にアスリートが商業目的で無理して出版社に書かされた本ではないですよこれ。
エンターテイメント的な部分もありますが、自分の生き方とか、勝負についてとか、勝つための努力の仕方とか、すごく真っ当に考えさせられました(* ̄▽ ̄)♪
青木真也さんって、柔道をやってた頃も、格闘技界でも、割と異端児的な扱いらしいんですが(?勝手に言ってますが、間違ってたらごめんなさい。格闘技通の方教えて)、すごく真面目な人なんだなぁ~と思ったのは私だけでしょうか?
試合の映像を見てると「跳関十段」と言われるだけあって、青木さんはものすごい変わった関節技をたくさん持っていて、勝ち試合のときの試合のコントロールっぷりっもスゴイけど、もう感じ悪いったらない試合後のパフォーマンスがスゴイ! 本の中でも出てきますが、相手の骨折って勝ったあと、中指立てるという行動とかを見てると、……ああ、だから異端児って言われるのかな。だから本人も自分のこと鼻つまみ者にされてるみたいに言うのかな……って感じがします。(いや、ほんとにそういう扱いをされてるかどうかはよくわかりませんが、本人がそういうキャラ? 役? を演じているところがあって)
でも、なんでだろう。人間としての青木さんにすごく惹かれます。
すごくかっこいいんです。
自分の生き様で我々に希望を持たせてくれているというか。なんかもう、……俺もこうやってがんばりゃいいじゃんって気になります。……まあ実際会うのは怖そうな気もしますが、そういう人っていますよね。
兎にも角にも、DREAM・ONE FCの2団体で世界ライト級王者となった総合格闘家の青木真也さん。(最近はアベマTVでよく見ます)格闘技という仕事、練習に対する考え方が、面白いのです!
特に考えさせられた部分
一番心に残ったのは、「すべての行動に意味を見出す。」の章です。
本書によれば、練習において青木さんは途方もない苦行を自分に強いるようです。
彼の練習の中にはパフォーマンスを上げるには合理的ではない理不尽なメニューも組み込まれているそうなんですが、それは自分の「なんでこんなことをしなければならないんだ」という感情が、試合相手に対する「殺意」(という物騒な言い方を青木さんはしてましたが)にかわるからだというのです。要は苦行を闘志の動機づけにしている、ということですね。そのためにこそ苦行は必要、というのです。
確かに!!
私もアマチュアスポーツの指導をしているのですが、結局、勝敗を分ける局面でものをいうのは「心」。特に私たちはアマチュアなので、技術面よりも、精神面で負ける、あるいは勝つ、という場合がほとんどなんです。
そして、強い心を育てようと、私もきつい練習を選手にさせたりするわけです。
そうなんです。きつい練習、理不尽な練習は、ある程度必要な部分があるのではないか? 根性論でなく、勝負に際して、闘志をひねり出すために……
……とまあ、ここまでは自分が思っていたことと青木さんの考え方で共鳴する部分なので、ああ、同じことを思っている人がいて安心。もっともっとしごいてやるぜ!(´∀`*)ウフフ と思ったことろなんですが、
しかし
これは、選手である青木さんの考えである、ということなんですよね。つまり、彼は自分で苦行を自分に課していて、指導者に強いられているわけではないということなんです。
私は自分のチームの選手に苦行を強いてしまっていたんですよね。
そうか、だから伸びないんだ!
他人にやらされた苦行が闘志の動機づけになるわけありませんよね。
心を鍛える苦行は必要。しかし、それは青木さんのように自分で自分に課した苦行でなければならない。本当に勝負に勝つには自分で選び取った苦行を自分の手で切り開く過程が必要。そう思いました。
この本読んでよかった!
青木さんのブログ見つけました。
https://ameblo.jp/aoki-jpn/
私の別ブログ
エンターテイメント的な部分もありますが、自分の生き方とか、勝負についてとか、勝つための努力の仕方とか、すごく真っ当に考えさせられました(* ̄▽ ̄)♪
青木真也さんって、柔道をやってた頃も、格闘技界でも、割と異端児的な扱いらしいんですが(?勝手に言ってますが、間違ってたらごめんなさい。格闘技通の方教えて)、すごく真面目な人なんだなぁ~と思ったのは私だけでしょうか?
試合の映像を見てると「跳関十段」と言われるだけあって、青木さんはものすごい変わった関節技をたくさん持っていて、勝ち試合のときの試合のコントロールっぷりっもスゴイけど、もう感じ悪いったらない試合後のパフォーマンスがスゴイ! 本の中でも出てきますが、相手の骨折って勝ったあと、中指立てるという行動とかを見てると、……ああ、だから異端児って言われるのかな。だから本人も自分のこと鼻つまみ者にされてるみたいに言うのかな……って感じがします。(いや、ほんとにそういう扱いをされてるかどうかはよくわかりませんが、本人がそういうキャラ? 役? を演じているところがあって)
でも、なんでだろう。人間としての青木さんにすごく惹かれます。
すごくかっこいいんです。
自分の生き様で我々に希望を持たせてくれているというか。なんかもう、……俺もこうやってがんばりゃいいじゃんって気になります。……まあ実際会うのは怖そうな気もしますが、そういう人っていますよね。
兎にも角にも、DREAM・ONE FCの2団体で世界ライト級王者となった総合格闘家の青木真也さん。(最近はアベマTVでよく見ます)格闘技という仕事、練習に対する考え方が、面白いのです!
特に考えさせられた部分
一番心に残ったのは、「すべての行動に意味を見出す。」の章です。
本書によれば、練習において青木さんは途方もない苦行を自分に強いるようです。
彼の練習の中にはパフォーマンスを上げるには合理的ではない理不尽なメニューも組み込まれているそうなんですが、それは自分の「なんでこんなことをしなければならないんだ」という感情が、試合相手に対する「殺意」(という物騒な言い方を青木さんはしてましたが)にかわるからだというのです。要は苦行を闘志の動機づけにしている、ということですね。そのためにこそ苦行は必要、というのです。
確かに!!
私もアマチュアスポーツの指導をしているのですが、結局、勝敗を分ける局面でものをいうのは「心」。特に私たちはアマチュアなので、技術面よりも、精神面で負ける、あるいは勝つ、という場合がほとんどなんです。
そして、強い心を育てようと、私もきつい練習を選手にさせたりするわけです。
そうなんです。きつい練習、理不尽な練習は、ある程度必要な部分があるのではないか? 根性論でなく、勝負に際して、闘志をひねり出すために……
……とまあ、ここまでは自分が思っていたことと青木さんの考え方で共鳴する部分なので、ああ、同じことを思っている人がいて安心。もっともっとしごいてやるぜ!(´∀`*)ウフフ と思ったことろなんですが、
しかし
これは、選手である青木さんの考えである、ということなんですよね。つまり、彼は自分で苦行を自分に課していて、指導者に強いられているわけではないということなんです。
私は自分のチームの選手に苦行を強いてしまっていたんですよね。
そうか、だから伸びないんだ!
他人にやらされた苦行が闘志の動機づけになるわけありませんよね。
心を鍛える苦行は必要。しかし、それは青木さんのように自分で自分に課した苦行でなければならない。本当に勝負に勝つには自分で選び取った苦行を自分の手で切り開く過程が必要。そう思いました。
この本読んでよかった!
青木さんのブログ見つけました。
https://ameblo.jp/aoki-jpn/
私の別ブログ
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